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09月18日-04号

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  1. 花巻市議会 1998-09-18
    09月18日-04号


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    平成10年  9月 定例会(第3回)平成10年9月18日(金)議事日程第4号平成10年9月18日(金) 午前10時開議 第1 議案第56号 字の区域の変更に関し議決を求めることについて 第2 議案第57号 平成10年度花巻市一般会計補正予算(第2号) 第3 議案第58号 平成10年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第4 議案第59号 平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第5 議案第60号 平成9年度花巻市水道事業会計決算の認定について本日の会議に付した事件 日程第1 議案第56号 字の区域の変更に関し議決を求めることについて 日程第2 議案第57号 平成10年度花巻市一般会計補正予算(第2号) 日程第3 議案第58号 平成10年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第4 議案第59号 平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第5 議案第60号 平成9年度花巻市水道事業会計決算の認定について出席議員(32名)   1番  古川昭蔵君      2番  佐藤かづ代君   3番  菅原孝二君      4番  畠山幸治君   5番  齋藤政人君      6番  和田幹男君   7番  小原昭男君      8番  鎌田芳雄君   9番  名須川 晋君    10番  笹木賢治君  11番  高橋 毅君     12番  菅原愛助君  13番  木村幸弘君     14番  阿部一男君  15番  鎌田正旦君     16番  平賀大典君  17番  狩野隆一君     18番  箱崎英喜君  19番  柳田誠久君     20番  大石満雄君  21番  久保田春男君    22番  永井千一君  23番  八重樫正嗣君    24番  多田昌助君  25番  鈴木悦雄君     26番  高橋安之君  27番  平賀 等君     28番  高橋 浩君  29番  高橋綱記君     30番  照井 早君  31番  佐藤嘉一君     32番  藤原一二三君欠席議員  なし説明のため出席した者 市長    渡辺 勉君  助役    大沼 勝君 収入役   佐々木政弘君 教育委員長 佐藤昭三君 教育長   谷地信子君  監査委員  太田代誠二君 選挙管理委       菊池 武君  総務部長  山口紀士君 員会委員長              市民生活 企画部長  藤戸忠美君        佐藤 定君              部長 保健福祉       柳原賢一君  産業部長  平賀 巌君 部長 建設部長  田村悦男君  教育次長  佐藤忠正君 水道事業       川村英夫君  総務課長  内館勝人君 所長              農業委員会 財政課長  佐々木 稔君       平賀 亮君              事務局長会議に出席した事務局職員及び会議録調製者 事務局長  高橋 勲   次長    根子俊一 議事係長  平賀政勝   調査係長  高橋信宏 書記    菊池郁哉   書記    伊藤幸子            午前10時00分  開議 ○議長(高橋浩君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の会議は議事日程第4号をもって進めます。 ○議長(高橋浩君) お諮りいたします。本日審議予定となっております日程第1、議案第56号から日程第4、議案第59号までの4件については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第56号から日程第4、議案第59号までの4件については、委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 ○議長(高橋浩君) 日程第1、議案第56号字の区域の変更に関し議決を求めることについてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第56号字の区域の変更に関し議決を求めることについてを御説明申し上げます。 今回の字の区域の変更につきましては、岩手県営土地改良総合整備事業太田地区の施行に伴うものでございます。 本事業は、211ヘクタールの区域で、用水路、道路、暗渠排水等の整備を行うため平成4年に事業着手し、平成11年度完成の予定で進められております。区画整理を行った部分につきましては、従来の字界を新設の道路及び水路により変更するということで、岩手県から字の区域の変更についての要請があったものであります。 お手元に配付しております第56号議案資料をごらんいただきたいと思います。 変更する箇所は、右上位置図に緑色で着色した部分でありまして、清水寺のすぐ南側であります。対象となる区域は、太田第18地割、第20地割及び第21地割のそれぞれ一部であります。変更となる地割、地番は、議案2ページの字の区域の変更調書のとおりでありまして、全部で11筆、面積は5,959.85平方メートルとなっております。 なお、変更時期は、換地処分及びその公告がなされる平成11年3月を予定しております。 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第56号字の区域の変更に関し議決を求めることについてを原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第2、議案第57号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第57号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算の補正及び地方債の補正の2つの事項からなっております。総合経済対策に対応した事業費の追加及び国・県支出金の内定に伴う事業費の補正を行うものであります。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出にそれぞれ7億3,750万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ290億2,082万7,000円とするものであります。これは前年同期と比較いたしますと0.6%の増となっております。 歳入につきましては、分担金、国県支出金、繰入金、繰越金及び市債が主なものであります。 歳出につきましては、国の総合経済対策に対応した乳児保育設備緊急整備事業及び桜台小学校屋内運動場整備事業と、市単独事業として道路整備事業国県支出金の内定に伴う担い手育成生産調整支援事業高木南市営住宅建設事業及び指定給付による事業費などが主な内容であります。 地方債の補正につきましては、桜台小学校屋内運動場整備事業費を歳出に計上したことによる追加と、国庫補助事業歳出計上に伴う変更が主な内容であります。 以下、事項別明細書により御説明を申し上げます。10ページをお開き願います。 10ページでありますが、2の歳入、10款分担金及び負担金、1項分担金、1目農林業費分担金、1節農村総合整備600万円でありますが、これは花巻市営土地改良事業に要する経費の賦課徴収条例に基づきまして、栃内地区の圃場整備に伴う受益者の分担金であります。 12款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、12節乳児保育設備1,170万7,000円は、国の総合経済対策に伴うものでございますが、乳児保育設備緊急整備事業として、公立保育園8園の沐浴、調乳設備等及び給湯・給排水設備に充当するものでございます。 3目の教育費国庫負担金、1節学校施設1億1,424万6,000円は、これも総合経済対策事業に伴うものでございますが、桜台小学校屋内運動場国庫負担金でございます。 2項国庫補助金、6目土木費国庫補助金、1節臨時道路交付金2,000万円は内定によるものでございますが、滝の沢道地橋線の関係でございます。3節の市営住宅3,439万2,000円は、これも内定による増でございますが、高木南市営住宅E棟建設事業につきましては、当初平成10年度3%、平成11年度に97%の事業費割りで事業着手しておりましたが、これが平成10年度に60%、平成11年度に40%というふうに事業費の前倒し追加がございましたので、それに伴う歳入の増であります。 8目の教育費国庫補助金、7節学校施設2,098万3,000円は、先ほど申し上げました桜台小学校屋内運動場国庫補助分でございます。 13款県支出金、2項県補助金、2目は省略をさせていただきまして、5目の農林業費県補助金、24節の担い手育成生産調整支援2,808万円は内定による増でありますが、担い手育成生産調整支援事業に973万円、園芸作物振興支援事業に1,835万円であります。26節の農村基盤総合整備408万円は内定による増であります。基盤整備でありますが、これは太田地区の圃場整備に充てられるものでございます。32節の農道整備1,442万円の減となっておりますが、これは内定による減でございまして、事業団体農道整備事業基盤整備促進事業事業振りかえになったことによって減額するものでございまして、これの振りかえ分といたしましては、41節のところに歳入を見込んでおります。37節でございますが、農道整備事業債償還基金費123万2,000円の減は内定による減でございまして、事業の変更に伴うものでございます。38節の転作営農高度化条件整備1,160万円は、これも内定によるものでございますが、アグリ・ファーム・イン鍋倉生産組合がホウレンソウ、あるいは菜の花を栽培するために、パイプハウスを整備するための補助金に充当されるものであります。39節地域農業基盤確立農業構造改善236万5,000円は、これも内定によるものでございますが、JAが行います地図情報マッピングシステム等導入事業に充てられるものでございます。 次の14ページでございますが、40節肉用牛ヘルパー組織育成対策20万円は内定による増でございます。これは花巻和牛ヘルパー組合の技術向上のための補助金に充てるものでございます。41節基盤整備促進2,114万円は、先ほど申し上げました農道整備から事業振りかえに伴って補助の増となったものでございます。 3項の県委託金、2目民生費県委託金、1節の介護認定モデル100万円は、これは情報管理システムを構築するための県からの受託事業費のものでございます。2節の臨時福祉特別給付金支給事務276万8,000円は、福祉給付金及び介護福祉金特別給付金を支給されることとなっておりますが、これは総合経済対策に伴いまして特別減税が実施されたわけですが、それの恩恵を受けない方々に、この給付金を交付するための対象者の把握のための事務委託分でございます。 4目は省略をさせていただきます。 次に、16ページでございますが、15款寄附金、1項寄附金、2目教育寄附金、2節図書整備600万円は、宮沢賢治記念文庫図書購入費に充ててほしいとの篤志家からのお願い等によりまして、採納したものでございます。 3目の商工寄附金、1節童話村300万円は、宮沢賢治童話村整備に充てて欲しいとの願い出によりまして、篤志寄附があったものでございます。 16款繰入金、1項繰入金、1目繰入金、1節財政調整基金繰入金1億円でございますが、これは今回先ほど前段申し上げましたように、桜台小学校屋内運動場を前倒しで建設することといたしておると御提案申し上げておりますので、その財源といたしまして、市税あるいは地方交付税の先がまだ見えておりませんので、とりあえず財政調整基金をもって一般財源に充当しようというものでございます。これに伴い1億円を取り崩すことによりまして、財政調整基金残高は9億7,857万7,000円となる見込みであります。 次に、17款の繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節繰越金は1億260万円を見込んでございますが、これは平成9年度からの繰越金のうちの1億260万円を見込んだものでございます。 18ページの19款市債、1項市債、それから3目の農林業債、4節農道1,310万円の減となっておりますが、これは事業費の内定に伴いまして減額をしたものでございます。 5目の土木債、1節道路2,730万円は、滝の沢道地橋線あるいは南一丁目土仏跨線橋線の事業費の増加に伴いまして見込んだものでございます。それから、次の5節住宅3,440万円は、これは高木南住宅の事業費の追加増に伴うものでございます。 7目教育債、6節屋内運動場2億1,320万円は、桜台小学校屋内運動場の建設に伴う市債を見込んだものでございます。 次に、20ページの3の歳出でございます。 1款議会費、1項議会費、1目議会費、18節備品購入費の125万6,000円は、議会等の図書室の書架及びシステムキャビネットの購入費であります。 2款総務費、1項総務管理費の1目一般管理費の旅費65万円は、職員旅費であります。 5目財産管理費の13節委託料800万円は、庁舎内の書架の移設業務委託料であります。これは、現在地下1階の書庫が非常に床がたわんでおりまして、それを整備する、荷重を減らすために、地下2階の方に新たに書庫の整備を予定しております。そのための書庫の移動に伴う委託料でございます。それから15節の工事請負費1,150万円は、ただいま申し上げました地下2階の書庫の設置工事費であります。 次に、22ページでありますが、3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の276万8,000円は、先ほど申し上げました臨時福祉特別給付金支給事務の県からの受託事業費であります。 2目の老人福祉費578万2,000円は、これも介護認定モデル事業のための費用と、それから介護保険事業計画策定事業費が478万2,000円でございまして、そのうち介護保険事業計画作成業務委託料が200万円となっているものでございます。 9目の精神薄弱者福祉費184万2,000円は、19節負担金補助及び交付金184万2,000円のうち、精神薄弱者更生施設建設事業補助金として174万8,000円を見込んでおります。これは金ケ崎町に建設されました知的障害を伴う自閉症者のための入所施設フレンドシップ岩手」に助成するものでございます。花巻市からは7名の入所希望があるとのことでございます。 次に、24ページの2項児童福祉費、3目児童福祉施設費であります。15節工事請負費1,170万7,000円は、歳入のところでも申し上げましたように、公立保育園の沐浴、調乳設備整備工事費であります。これは総合経済対策分でございまして、100%の補助であります。 次に、26ページの6款農林業費、1項農業費、3目農業振興費でありますが、84万4,000円を計上いたしておりますが、これは中山間地域活性化推進事業費として計上したものでありますが、JA野菜生産部会花巻支部湯口分会が冬季にニラの栽培をするための事業に対する助成、及びグリーンツーリズムセミナー開催に要する経費であります。 4目の畜産業費71万5,000円を計上いたしておりますが、これは花北酪農ヘルパー事業運営協議会に対する負担金1万5,000円、及び草地開発基本調査事業費として30万円、それから肉用牛ヘルパー組織育成対策事業補助金として40万円を計上しているものでございます。この肉用牛ヘルパー組織育成対策事業補助金の補助先は、花巻和牛ヘルパー組合でございます。 5目の農業構造改善費、19節負担金補助及び交付金236万5,000円は、地域農業基盤確立農業構造改善事業補助金でございまして、これはJAに対する補助金でございます。先ほど歳入のところでも申し上げましたが、マッピングシステム及び地図情報等の整備に充てる補助でございます。 6目の農地費の10万円は、これは事業費の組み替えによるものでございます。 次に、28ページの7目新生産調整推進対策事業費4,120万円は、19節にも同額負担金補助及び交付金に4,120万円を計上いたしておりますが、これは園芸作物振興支援事業補助金として758万3,000円、それから担い手育成生産調整支援事業補助金として1,621万7,000円を計上いたしております。これは補助先はJA花巻に対する補助であります。そのほか転作営農高度化条件整備事業補助金として1,740万円を計上いたしております。これは歳入のところでも申し上げましたが、アグリ・ファーム・イン鍋倉生産組合に助成するものでございまして、パイプハウス等の整備に充てる補助でございます。 2項の林業費でありますが、3目治山林道費、13節委託料260万円は、林道の測量調査委託料でございまして、金矢大沢間の林道の新設のための調査事業費であります。 7款商工費、1項商工費、6目宮沢賢治童話村費、13節委託料300万円は、寄附金のところで申し上げましたように、宮沢賢治童話村内に寄附金を充てまして、モニュメントを制作いたしまして設置しようとするための委託料でございます。 8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費、13節委託料2,200万円は、道路維持補修等委託料でございまして、道路の穴埋めとかオーバーレイ等に要する委託料でございます。それから、15節工事請負費550万円は、市道の維持補修舗装工事費でございます。 3目の道路新設改良費は5万円を計上いたしておりますが、これはそれぞれ各節と組み替えまして、事業の促進を図ろうとするものでございます。 それから、4目の橋梁維持費、15節の工事請負費1,300万円を減額いたしておりますが、これは橋梁維持修繕事業費を減額したものでございますが、朝日橋の関係の分を減額いたしたものでございます。 次のページにまいりまして、5目の橋梁新設改良費、15節工事請負費4,000万円は、地方道路臨時交付金事業でございますが、滝の沢道地橋線舗装工事費が事業費の追加に伴うものでございます。 6目の交通安全施設整備費、15節工事請負費1,550万円は、瀬畑口及び花巻空港駅前歩道工事費でございます。 3項河川費の1目河川費、15節工事請負費450万円は、河川改修工事費でございまして、豊沢川の関係の分でございます。 4項都市計画費、3目街路事業費25万円でございますが、これは各節を組み替えまして、それぞれ事業の促進を図ろうとするものでございます。 6目の公園費10万円も、各節を組み替えまして、それぞれ事業の促進を図ろうとするものでございます。 5項の住宅費、3目住宅建設費でありますが、9,213万2,000円を計上いたしておりますが、これは歳入のところでも申し上げましたとおり、高木南市営住宅E棟の事業費の追加に伴うものでございまして、その分を措置したものでございます。 10款教育費、2項小学校費、3目学校建設費は、4億6,772万5,000円を計上いたしておりますが、歳入のところでも申し上げましたとおり、国の総合経済対策に伴いまして、桜台小学校屋内運動場の改築が認められることとなったことにより計上したものでございます。 5項の社会教育費、3目図書館費、18節備品購入費は、歳入の寄附金のところで申し上げましたとおり、宮沢賢治記念文庫図書購入費でございまして、寄附金を充当するものでございます。 8目の文化財保護費186万円は、城内の伊藤家、松川家の調査費であります。武家屋敷の調査費でございます。 40ページの6項保健体育費、1目保健体育総務費、19節負担金補助及び交付金54万6,000円は、各種大会開催補助金でございまして、県民体育大会ソフトボール競技(少年の部)開催事業補助金が24万6,000円、岩手県家庭婦人バレーボール親善大会開催事業補助金20万円、県民体育大会サッカー競技(成年の部)開催事業補助金10万円でございます。 以下、次に6ページにお戻りをお願いします。 6ページは、第2表地方債補正でございます。地方債補正は追加と変更がございます。 追加でございますが、これは屋内運動場整備事業となっておりますが、桜台小学校屋内運動場の整備のための起債でございます。限度額は2億1,320万円でございます。起債の方法は普通貸借または証券発行、利率は4%以内でございます。償還の方法でありますが、政府資金及びその他の融資条件による。ただし、市財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、または繰り上げ償還もしくは低利に借りかえすることができるというものでございます。 それから、次の変更でございますが、これは限度額の変更であります。 最初に、農道整備事業でありますが、限度額4,010万円を2,700万円に1,310万円を減額するものでございます。これは事業費の内定によって減額するものでございます。 次に、道路整備事業9億1,590万円を9億4,320万円に2,730万円を増額するものでございます。これも事業費の変更増によりまして起債額を増額するものでございます。 それから、次の住宅整備事業1億2,480万円は、高木住宅E棟の建設費に充当するものでございますが、事業費の変更増に伴いまして、1億2,480万円を1億5,920万円に3,440万円増額をするものでございます。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方法は、歳入は一括して行い、歳出は各款ごとに行います。 歳入について質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、歳入の質疑を終わります。 次に、歳出の質疑に入ります。 1款議会費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、議会費を終わります。 2款総務費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、総務費を終わります。 3款民生費、質疑の方ありませんか。 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 老人福祉費の中の介護保険事業計画策定事業費の件についてお伺いしますが、昨日までの一般質問の中でも質問が出ましたけれども、この保険事業計画作成に関しては、なかなか市民の意見の入るすきがないというのが現状でして、それはこちら当局の方の事務の進め方が必死であるということで、急いでいるということもあるんですけれども、このままいくと、急げば急ぐほど市民参加のチャンスがだんだんと遠のいていくというのが現実ではなかろうかと思いますけれども、この策定委員のいろいろな意見が出ましたけれども、どのように市民の意見が反映されるような機会をつくるとお考えでしょうか。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長
    保健福祉部長柳原賢一君) お答えをいたします。 昨日までの一般質問でもお答えを申し上げましたが、策定委員会を設置をいたします。その策定委員会の委員さんについての委嘱については、今鋭意進めておるところでございますが、それらに伴いますいわゆる公募による市民懇談会等を開催するべく、これらも今事務を進めておるところでございます。 そういうことから、いろいろな方々からの御意見をいただく機会もございますので、それらをこの事業計画作成の中で生かしてまいりたいと、こう思っておるところでございます。 ○議長(高橋浩君) 佐藤かづ代さん。 ◆2番(佐藤かづ代君) 委員の委嘱については、今人選について進められているということですけれども、関連した質問の中でも出ておりましたけれども、この委員に参加するということは、今までの審議会や委員会の公募の中身とは、また特別な重みというか重要性があろうかと思います。特に、この分野についてのはっきりとした国の指針、政令とかいろいろあるでしょうけれども、出ていない段階で、市民がどのような形で参加できるかということについての市民の迷いもあると思います。 そこで、私はただ一般にこういう方にお願いするということではなくて、こういうことについてお願いしたいという文書をあらゆる分野の方に出しながら、参加の機会を促して、その専門性のある方あるいは研究熱心な方に参加していただくという方法を、こちらから積極的に打って出るということも必要ではなかろうかなというふうに思います。 というのは、専門で参加したいという気持ちがあっても、行政として市民にどの程度期待されているんだろうかという不安があれば、市民はなかなか参加できないわけです。ですから、民間パワーを行政の中に生かしていくということであれば、やはり積極的にそういった不安を取り除きながら、市民参加の道をつくっていくというのも行政の責任ではなかろうかと思いますので、その辺についての御見解をもう一度説明をお願いいたします。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長柳原賢一君) 策定委員会の委員さんにつきましては、福祉・医療・保健等、それぞれの各分野からお願いをいたしたいと考えております。 これらにつきましては、一般質問等にもそれぞれ議員さん方から御意見をちょうだいをいたしておりますので、できるだけそれぞれの立場で携わっている方々をお願いをしてまいりたいと、こう考えております。 さらに、それらに伴います、いわゆる公募による市民のによる懇談会等を行うわけでありますけれども、これらにつきましてもいずれ公募をするということでございますので、その関心のある方々に応募をいただいて、その中からお願いをしてまいりたいと、こう思っております。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 阿部一男君。 ◆14番(阿部一男君) 14番阿部です。 今の介護保険の関係ですけれども、介護認定モデル事業の関係で、当初予算で200万円ついておりましたし、今回さらに100万円の追加ということですけれども、この関連性についてどのようなものか。 それから、介護保険の策定事業の委託料200万円ですが、これはこれから業者の選定ということになるかと思いますけれども、県内だとか、どういうふうな、どういったところがこの対象になるのか、あるいは市内にもあるものかどうか、その辺のところを御説明をお願いいたします。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長柳原賢一君) お答えをいたします。 最初に、認定モデル事業の関係でお答えをいたします。今回のモデル事業にかかわる補正は、先ほど総務部長の方から説明を申し上げましたとおり、いわゆるモデル事業にかかわるシステム機器等の借り上げその他でございます。さきに当初予算で御審議をいただいたものにつきましては、いわゆるモデル事業にかかわる訪問調査あるいは認定審査会等の委員さん方の報酬と、そういったものを計上いたしておったものでございます。それで、トータル的には、いわゆるこの10月、11月に行われますモデル事業、100例のモデル事業になるわけでありますけれども、在宅50名、施設入所50名という方々の実際のいわゆる訪問調査あるいは認定審査、そしてさらには介護支援計画というところまで、モデル的に全国3,200余の市町村が取り組む事業になっておるものでございます。したがいまして、これらの状況等を見ながら、細かい部分がこれから詰まっていくのではないのかなと、こう思っておるところでございます。 それから、介護保険事業計画作成にかかわる委託料でございますけれども、ただいま9月30日から11月末ぐらいまでに、いわゆる実態調査を行うわけでありますけれども、これらにつきまして、花巻市の場合、きのうも申し上げましたが、いわゆる65歳以上の高齢者無作為に10%、約1,400人を抽出をいたします。それから、虚弱老人あるいは寝たきり老人、痴呆老人は全員ということでございますから、約900名を予定をいたしてございます。そのほかに、いわゆる若年者で病気等でそういう障害等を持つに至った方々約100名ございますが、合わせて約2,400名の方々からの実態調査を行うことにいたしてございます。これらを、花巻市として集計あるいは専門的な分析等をしてみたいと、こういう思いでいるわけでございます。 したがいまして、これらにかかわる委託をしようと、こういうことでございまして、これらにつきましては、できるだけ県内の業者を考えてはおりますけれども、これはこれから先詰めてまいりたいと、こう思っておるところでございます。 ○議長(高橋浩君) よろしいですか。 阿部一男君。 ◆14番(阿部一男君) 今の実態調査の関係ですけれども、これからの介護保険を含めた高齢福祉の体制ということになりますと、もちろん高齢者を抱えた家族の方々が中心になって、いろいろな関係機関に相談をするという形になるかと思いますが、今までいろいろな点で指摘された地域ぐるみの介護体制が大事じゃないかというようなことも御指摘をされてきております。 そうした意味では、社会福祉協議会だとかあるいは民生委員だとか、いろいろな地域に支える、高齢者を、ひとり暮らしの老人のお世話をしている連絡員の方もあります。そういうような方々をフル回転させる中で、介護保険のそういった調査は、具体的にもう相当程度進んでいると思います。そういうふうな地域の介護保険をこれからも進めるという意味で、そういう方々と一緒に策定計画というものをつくれないものかなというふうに思うんですけれども、調査の段階からもう参加していますと、相当実際のときには、もうそれが実力となって、どういうふうな体制をつくればいいのかということが、おのずから相当定まっていくことにもつながるんじゃないかなと、こう頭で考えれば思うんですけれども、そういうふうなことはミックスさせないものかな。 これは、1つの民間なりの業者にそういうふうな調査を頼んで、完成品ができ上がってくるということになるんでしょうけれども、そういった地域ぐるみの常に調査を行うというような考え方というのはどうなんでしょうか。その点についてのお考えをお聞きします。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長柳原賢一君) お答えをいたします。 調査に関しましては、いろいろ項目その他がたくさんあるわけでありますけれども、これらをそういうお願いをいたします皆さん方に参加をいただくということは、大変難しいのではないかと思います。 いわゆる調査というものは、あくまでもそれぞれのいわゆる65歳以上の方々の意向、あるいは寝たきり老人、あるいは痴呆性老人を抱えておられる家族等の意見も入ってくるわけでございまして、これらはいわゆる事業計画に反映されるというようなものでございますし、それらの専門的な分析をしながら、この事業計画に反映させようというものでの委託でございまして、その基礎になるものがその調査であるということでありますから、基本的にその調査をする方々が参加をして、事業計画にかかわるということは大変難しいのではないかなと、こうも考えられます。 ただ、先ほど申し上げましたとおり、それぞれ医療・福祉・施設等にかかわる方々のいわゆる代表になるわけでありますけれども、そういう方々をお願いしての事業計画作成ということでありますので、当然日常この在宅介護支援センター等で業務をやっておられる方々がたくさん相談を受けておるわけでありますし、福祉事務所の相談窓口あるいはそれぞれ地域における民生委員さん方というようなことでありますから、そういう意見も十分とは申しませんけれども、反映されるものと、こう考えておるところでございます。 ○議長(高橋浩君) 阿部一男君。 ◆14番(阿部一男君) 過日、社会福祉協議会さんで主催をした地域福祉懇談会というのがありまして、たしか久留米市の地域の民生委員を補助するといいますか、民生委員は法律で決まった対象の中で選出をされているわけですが、その方々を補佐する福祉員の方々の活動状況をスライドで見せられましたけれども、そうした意味からすれば、今回の介護福祉制度をこれからも立派なものにするためには、どうしても地域のそうした地域ぐるみの参加体制というのが必要だと思います。その角度から、調査の段階から市民の参加を求めていくということで、ぜひともそういうふうな考え方で取り組んでいただきたいということを要望したいと思います。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 高橋毅君。 ◆11番(高橋毅君) 11番高橋です。 9目19節の金ケ崎町にできる施設に市からも7名の希望者があって、補助金が出されるようでありますが、いわゆる市の発展計画の中で取り上げていくもの、そして花巻地方の関係で、今後のいろいろな計画にどう整合させていくのかなと。希望者が早く更生施設に入所できるというのは非常にプラスになると思うんですが、そういう形の中で、将来的にいわゆる花巻地方で何らかのいわゆる施設計画を持った場合への影響なんかは考えられないのかどうかという、そのことをお聞きしたいと思うんですが。 ○議長(高橋浩君) 柳原保健福祉部長。 ◎保健福祉部長柳原賢一君) お答えをいたします。 今度この建設事業補助金としてお願いをしておりますのは、先ほど御説明も申し上げましたとおり、社会福祉法人フレンドシップということで、「虹の家」という建設事業にかかわる建設事業補助金ということになるわけでありますけれども、ただいま御質問いただきました花巻市内のそういう方々、今後計画される方々との整合性ということでありますけれども、まずは今必要に応じて入所を希望しておられる方々が7名いらっしゃると、こういうことで、しかもこれは入所施設でありますので、当然それぞれの家庭に御事情があって入所を希望されておるというものであるわけであります。 今、花巻で取り組んでおりますものの中に、どうしても施設に入所できない、要するに在宅でしか対応できない方々がいらっしゃるわけでありまして、そういう方々につきましては、今それぞれの社会福祉法人あるいは実際に事業を運営しておられる方が、親の会の方々ともいろいろと話し合いをいたしておるところでございまして、入所施設になるのかあるいは更生施設になるのか、その辺はこれからの問題ではありますけれども、いずれ将来的に親御さんが高齢化を迎えるという形の中では、そういう方々に対するいわゆる精神薄弱者の方々のための施設整備については、当然考えていかなければならないものということで、今それぞれの実際運営しておられる法人あるいは親の会の皆様方と、私どもも一緒になって、いろいろとその方向性を見出そうということで、話し合いを進めておるところでございます。 したがいまして、今回の建設事業補助金にかかわる部分につきましてとは、いわゆる重複しないものと思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 高橋毅君。 ◆11番(高橋毅君) 質問ということじゃないんですが、資料を見ますと、県内各施設に花巻から行ってお世話になっているというのは、実態としてわかるわけです。いろいろ施設に入所している側、またそれに面会に行くというようなことを考えれば、できるだけ……、金ケ崎の場合は比較的近いだろうと思うんですが、県内でも非常に遠隔地に入っている例もあると。そういうことから考えますと、できるだけいわゆる面会にも行きやすい、そういう地域に欲しいというのが、だんだんそういう要望が強くなってくるだろうと思うんで、今後そういう面に配慮しながら、市の発展計画を含めて対応していただくようにお願いをしたいと思います。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、民生費を終わります。 6款農林業費、質疑の方ありませんか。 菅原孝二君。 ◆3番(菅原孝二君) 3番菅原でございますが、農林業費で農業振興費の中で、中山間地域の活性化事業費の説明の中で、補助金計上の中で、グリーンツーリズムの関係のセミナー開催費補助金ということですが、このグリーンツーリズムに本市ではどのように取り組んでいかれようとしているか。セミナーですから、いろいろ関係機関との合同の中でのディスカッション等々が行われたのではないかと。たしか9月3日に開催された件ではないかと思いますが、ちょっと私このときに出席はできませんでしたんですが、いずれ私も注目をしておるんですが、一応花巻もいわゆる中山間事業として湯口地域なりあるいは西南地域一帯の地域を、ひとつグリーンツーリズムのエリア化をして、本格的な方向を見出していかれる方策を持っていただければなというふうに考えているわけでありますが、市ではどのように、このことに関して本格的に取り組んでいかれていく方向なのか、あるいはまだ検討の段階なのか、その点についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 本補正予算に計上しておりますこのグリーンツーリズム関係の内容は、いわゆる調査事業という形で、アンケート調査あるいはそれの分析等でございまして、さらに加えて、それらに基づいた資料を作成しようと。いわゆるグリーンツーリズム、都会の方々と農村の方々の交流でありますけれども、基本的には言ってみますと、いわゆる泊まり合いといいますか、いわゆる都会の方々が地方に来て英気を養って帰っていただくということになるわけですが、そうした方々を受け入れる対象としての農家が、どれだけどのようにあるのかということの実態をまず調べなければ、事業化ができないということでありますので、それらの引受農家あるいは引受施設としてどういうものが適当なのか、そうしたものを調査分析しようとするものであります。 ○議長(高橋浩君) 菅原孝二君。 ◆3番(菅原孝二君) じゃ、今はその調査といいますか、その方向の緒についたというような段階だというふうに認識しておりますが、じゃ、こうしたものに積極的に花巻市も取り組んでいただきまして、いわゆるこの都市、農村の交流、あるいは今エコツーリズムといいますか、自然環境に触れ合う機会をどんどん地方から発信するような時代背景になってきているわけでありますから、こうしたことに本格的に取り組んでいただきたいというふうに要望をいたしたいと思います。 それから、もう1点、済みませんが、ついでに。畜産振興事業費の中で花北酪農ヘルパー事業運営の負担金と、あるいは肉用牛ヘルパー組織への育成対策事業費ということで、ヘルパー関係の補助ということでありますが、今この畜産経営あるいは酪農経営、大変厳しい折でありますが、これまた岩手県ないし当市におきましても、やはり大変重要かつ将来にわたっての食糧といいますか、そうした面での大事な振興費だと思いますが、今現況はどういうふうになっているか、経営の実態とかあるいはヘルパー対策ということは、かねてからのこうした経営者の大きな課題になっておるんですが、当市にとっては、こういう関係ではどういうふうなヘルパーの登録会員等々、状況はどうなっているか、ちょっとお願いしたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) いわゆる畜産農家の労働力が高齢化しているということは、これは実態でございますし、それから確かに畜産関係農家が減少している、このことも事実でございますが、それにはやっぱり労働力そのものにかかわる、いわゆる重労働部分でございますね、いわゆる家畜の市場への搬出あるいは飼料の収穫調整、いわゆる牧草等の刈り入れなんかでございますけれども、それらをいわゆる労働力支援を行う組織として、このヘルパー組織があって、そうした重労働の部分について支援していくということを期待するものでありまして、それらの組織育成をするというのが今事業でございまして、花北ヘルパー組合という形の中で、それらを組織立てしていただきながら、今も申し上げましたような、畜産農家のいわゆる重労働部分のヘルパー作業をしてもらおうというのが、今回のこのねらいでございます。その組織づくりの助成をするということでございまして、県の補助事業として取り入れたものであります。 ○議長(高橋浩君) 菅原孝二君。 ◆3番(菅原孝二君) その登録会員といいますか、現在どのようになっているか、その具体的な数字だけ、ちょっと済みませんが。その背景なりその取り組みについては大賛成なんですが。ねらいなりは。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 大変失礼いたしますが、ただいまこの会場にその数値資料をお持ちしていませんでしたので、直ちに調査して報告させていただきます。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 今JA花巻を中心にそうした組織をつくってもらうということを前提にした、対象となる組織あるいは労働力確保についての調整をしてもらっている段階でありまして、まだ具体な人数等の把握はできていないというようになっております。 ○議長(高橋浩君) 久保田春男君。 ◆21番(久保田春男君) 21番の久保田でございます。 簡単にお伺いいたしますが、7目の19節なんですが、転作への高度化条件整備事業費という中で、さっきの説明によりますと、アグリ・ファーム鍋倉とい名前が出てきましたけれども、このことの事業内容をちょっと教えていただければ。おわかりであればお願いします。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) いわゆる緊急生産調整対策事業に係る転作作物の奨励事業の中での取り組みでございますが、具体的には、花卉の関係の施設整備ということでございまして、パイプハウスが12棟、それから暖房設備それからかん水施設、以上の施設整備にかかわる部分の補助でございます。 ○議長(高橋浩君) 久保田春男君。 ◆21番(久保田春男君) 総体の事業費はどのくらいですか。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) 総事業費は3,480万円を想定しております。いわゆる2分の1補助、県、市の補助でございます。ちなみに、県が3分の1、市が6分の1ということで、3分の1が受益者、生産者負担ということになります。 ○議長(高橋浩君) 久保田春男君。 ◆21番(久保田春男君) 大変新しい産業形態として私どもも注目しておるところなんですが、と同時に、このほどの器具をあつらえるということは、大変リスクを伴うわけでございまして、これからの行政としての指導、マネージメントを管理してもらうというような働きを指導していただければ大変ありがたいなと思います。 今、くしくもきのう新農業基本法の原案が総理大臣に渡されましたけれども、それに沿った新しい農業が展開されるとは思いますけれども、総じて出口のない農業農政でございますから、どうか今後指導されるときには、「成功あり、不成功なし」という形の中で行政の見守りを欲しいと思います。どうぞよろしくお願いします。 終わり。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。 菅原愛助君。 ◆12番(菅原愛助君) 関連して1つお伺いしますけれども、花卉の関係ということでございますが、このような事業に取り組む方はこの人1人だけなわけですか。まだまだ有望な方があるというような状態なんでしょうか。その辺お伺いしたいと思います。 ○議長(高橋浩君) 平賀産業部長。 ◎産業部長(平賀巌君) この際のこのアグリ・ファーム鍋倉というのは、組織立てたものでありまして、1人ということではないというふうに承知しています。    (「何名ぐらい」「人数」の声あり) ○議長(高橋浩君) 何名で、だれからの。 ◎産業部長(平賀巌君) その組織の内容あるいはその人数等につきましては、まことに申しわけありません。ちょっとお待ちくださいませ。 失礼しました。ちょっと資料がありましたので御報告させてもらいますが、現在のところ、いわゆるアグリ・ファーム・イン鍋倉生産組合として3人の予定ということになっておりまして、先ほど申しましたように、花あるいはホウレンソウ等のハウス栽培等を考えているということです。 それから、先ほど久保田議員への答弁の中で、受益者負担3分の1と申しましたが、先ほど言いましたように2分の1が受益者負担ということですので、訂正させていただきます。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、農林業費を終わります。 7款商工費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、商工費を終わります。 8款土木費、質疑の方ありませんか。 齋藤政人君。 ◆5番(齋藤政人君) 5番齊藤です。 13節の委託料の350万円の内容について、ちょっとお尋ねをいたしたいと思います。その内訳。31ページです。 ○議長(高橋浩君) 田村建設部長。 ◎建設部長(田村悦男君) 御質問にお答えいたします。 この13節の350万円というものは、里川口等の避難道路に対する委託料でございます。 ○議長(高橋浩君) 齋藤政人君。 ◆5番(齋藤政人君) そうしますと、当初のもちろん850万円とは別で新設ということで、これはそうしますとウオーキングトレイルに関係するものでしょうか。 ○議長(高橋浩君) 田村建設部長。 ◎建設部長(田村悦男君) これはウオーキングトレイルとは違いまして、コカコーラのところから入っていった堤防沿いに曲がりまして、里川口に抜ける避難道路の関係でございます。 ○議長(高橋浩君) 齋藤政人君。 ◆5番(齋藤政人君) そうしますと、今ウオーキングトレイルとは違うということなんですが、あのウオーキングトレイルの計画の中には、コカコーラのところに抜ける内水排除からの取りつけの防災道路といいますか、それらが説明されたやに聞いておりますが、その関係はないということですか。 ○議長(高橋浩君) 田村建設部長。 ◎建設部長(田村悦男君) 今御指摘ありました内水排除の位置から抜ける道路ということでございますけれども、これは今回計画としては持ってございますけれども、今具体的にいつというような実施時期は明示してございません。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、8款土木費を終わります。 10款教育費、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、教育費を終わります。 これをもって歳出の質疑を終わります。 次に、第2表地方債補正について、質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、第2表地方債補正を終わります。 これをもって質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決いたします。 議案第57号平成10年度花巻市一般会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第3、議案第58号平成10年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第58号平成10年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本補正予算は、歳入歳出予算を補正するものでありますが、退職被保険者等に係る療養給付費交付金の平成9年度実績が確定したことによりまして返還金が生じたため、これを計上したこと、またこの返還金の財源といたしまして、平成9年度決算見込みにより、歳計剰余金を繰越金として計上したものであります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,390万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億9,650万2,000円としようとするものであります。 以下、事項別明細書により御説明いたします。7ページをお開きください。 2の歳入でありますが、8款繰越金は、平成9年度決算見込みによる歳計剰余金を7,390万5,000円追加し、7,390万6,000円とするものであります。 次に、9ページをお開きください。3の歳出でありますが、7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、3目返還金は、退職被保険者等に係る療養給付費交付金について、平成9年度に社会保険診療報酬支払基金から6億3,713万2,000円の概算交付を受けておりました。これが医療費及び保険税収等の実績額の確定によりまして、交付金は5億6,322万7,000円に確定したことによりまして、その差額7,390万5,000円を返還しようとするものであります。 なお、本補正予算案は、去る9月3日に開催されました国民健康保険運営協議会におきまして諮問のとおり答申されたものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第58号平成10年度花巻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第4、議案第59号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) 議案第59号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明いたします。 本補正予算は、歳入歳出の補正でありまして、歳入歳出それぞれ8,8 2 0万1,0 0 0円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億9,767万8,000円としようとするものであります。 歳入につきましては、下水道施設費受益者負担金と市債の借りかえに伴う下水道事業債の追加を見込んだものであります。 歳出につきましては、処理場及びポンプ場の施設管理費の増額と事業費の組み替え及び借りかえによる公債費の増が主なものであります。 以下、事項別明細書により御説明いたします。7ページをお開きください。 2の歳入でありますが、1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道施設費負担金、1節下水道施設費受益者負担金につきましては、平成10年度の負担金賦課決定業務が7月におおむね終了いたしまして、一括納付者の増加などに伴い、450万1,000円の収入を見込んだものであります。 8款市債、1項市債、1目下水道事業債、1節公共下水道事業債につきましては、昭和57年度の公共及び流域下水道事業債で、公営企業金融公庫からの借り入れ分について、8,370万円の借りかえが認められたことによるものであります。 続きまして、9ページをお開きください。3の歳出でありますが、1款下水道管理費、1項公共下水道管理費、1目総務管理費でありますが、前に御説明いたしましたとおり、下水道施設費受益者負担金の一括納付者の増により、8節報償費に135万円を見込んだものであります。19節負担金補助及び交付金につきましては、日本下水道協会負担金が当初見込みよりふえましたので、9万円の増となったものであります。 3目施設管理費、11節需用費の300万円の増は、高田排水ポンプ場の移動ポンプの修繕費及び花巻温泉浄化センター電源設備の修繕費に係るものであります。 2款下水道事業費、1項公共下水道整備費につきましては、事業の執行状況及び今後の執行見込みによりまして、事業費の組み替えをするものであります。 予算額が増額となっている部分について御説明いたします。2目の市街地整備事業費の17節公有財産購入費100万円につきましては、北部幹線のJR横断に係る周辺用地の購入費であります。 4目の花巻温泉地区整備事業費、15節工事請負費4,000万円につきましては、台温泉地区県道の無散水消雪工事と一体的に整備を図ろうとするため、2目の工事請負費から組み替えるものであります。 続きまして、11ページをごらください。5目雨水排水施設整備費、13節委託料1,300万円につきましては、流通業務団地造成事業の具体化によりまして、雨水排水管渠の詳細設計業務に係るものであります。22節補償補填及び賠償金の100万円につきましては、水道管及びガス管の移設補償費の増加が見込まれるため計上したものであります。 3款公債費、1項公債費、1目元金、23節償還金利子及び割引料につきましては、先ほど御説明いたしました昭和57年度債の公営企業金融公庫分の借りかえによる繰り上げ償還金であります。借りかえの内容でありますが、昭和57年度債の借入利率は7.4%でありましたが、これを1.9%に借りかえるものであります。 以上で説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御決定くださるようお願い申し上げます。 ○議長(高橋浩君) これより質疑に入ります。 質疑の方ありませんか。 高橋綱記君。 ◆29番(高橋綱記君) 29番の高橋綱記です。 借りかえをするということなんですが、この間こうした高金利のものについての借りかえについて、いろいろ提案をしたり議論になってきたわけなんですけれども、今回これができるようになったというその経過といいますか、背景といいますか、その辺お伺いをいたします。 ○議長(高橋浩君) 山口総務部長。 ◎総務部長山口紀士君) お答えいたします。 この公営企業金融公庫資金の繰り上げ償還につきましては、ただいま申し上げましたように、非常に高率なものがあるということで、地方財政を圧迫しているという現状にかんがみまして、地方団体を挙げてこの繰り上げ償還を認めてほしいということで要望してきたわけですが、今回それが国から、この公庫資金については繰り上げ償還が認められたということに伴って繰り上げ償還をするものでございまして、ただそのほかの政府資金、資金運用部資金でありますとか簡易保険の簡保資金等につきましても、引き続き繰り上げを認めてほしいという要望はいたしておりますが、まだその政府資金の関係につきましては、そのような状況になっていないということでございまして、今回公庫資金についてはこの繰り上げが認められたというものでございます。 ○議長(高橋浩君) ほかに質疑の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、質疑を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより討論に入ります。 討論の方ありませんか。    (「なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) なしと認め、討論を終結いたします。 ○議長(高橋浩君) これより採決をいたします。 議案第59号平成10年度花巻市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(高橋浩君) 日程第5、議案第60号平成9年度花巻市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 この際お諮りいたします。ただいまの水道事業会計決算の認定については、先例により提案理由の説明を省略し、議長を除く全員の委員をもって構成する水道決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○議長(高橋浩君) 御異議なしと認めます。よって、水道事業会計決算の認定については、議長を除く全員の委員をもって構成する水道決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 なお、水道決算特別委員会の正副委員長互選のための委員会は、本日の会議が終わり次第委員会室で行いますので、お集まり願います。 ○議長(高橋浩君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。            午前11時21分  散会...